9条フェスタは、非暴力で平和を求める多様な団体、個人がつながり合うための開かれた集いです。
きゅりあん
8F 大ホール
7F イベントホール
6F 大会議室
中会議室
小会議室
5F 第1講習室
第2講習室
第3講習室
第4講習室
4F 第1グループ活動室
第2グループ活動室
第3グループ活動室
第1特別講習室
第2特別講習室
研修室
調理講習室
3F 保育室
2F 大井町駅連絡口
1F 小ホール
3Fの保育室には保育士が待機。保育の受付は各階、予約は7F総合受付にて
●作家が語る本当にあった話 主催:学童疎開を語り継ぐ会
●日本兵に反戦を訴えた長谷川テルを知っていますか? 主催:9条連近畿
●我、自衛隊を愛す。故に、憲法9条を守る 主催:埼玉9条連
●地震が柏崎刈羽原発にもたらしたもの 主催:自然と人間社
●戦争体験者が9条改悪反対を訴える 主催:戦争を許さない市民の会 
●憲法対話―改憲問題フリーディスカッション 主催:反改憲ネット21
●「日の丸・君が代」の強制者を許すな! 主催:「日の丸・君が代」強制者を告訴・告発する会
●戦争の真実を語り継ぐ 主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会
●DV、性教育バッシング、戦時性暴力はどうつながっているか 主催:メンタルサービスセンター
我、自衛隊を愛す。
故に、憲法9条を守る
12:30~14:00 6F大会議室 演者:小池清彦 主催:埼玉9条連
 
小池さんは、恩師・矢内原忠雄(経済学者)が言った「何が真で何が疑義か考えて生きよ」という言葉が忘れられない。そして、このことは政治の根本でもあると。

 
小池清彦市長

小池清彦さん

1937年、新潟県加茂市生まれ。1960年、東京大学法学部を卒業し防衛庁に入庁。英王立国防大学に留学後、防衛局計画官、官房防衛審議官、防衛研究所長、教育訓練局長を歴任し、1992年、退官。1995年、加茂市長に当選し、現在3期目。

共著に、『我、自衛隊を愛す。故に、憲法9条を守る~防衛省元幹部3人の志』(かもがわ出版)。



憲法対話―改憲問題フリーディスカッション、
各地の運動報告・交流
11:00~13:00 4F第1特別講習室 主催:反改憲ネット21

作家が語る
ほんとうにあった話
14:00~15:00 5F第3講習室 演者:漆原智良 主宰:学童疎開を語り継ぐ会
 
『東京の赤い雪』の著者である漆原さんは、
「東京の赤い雪は、ひとの命をうばい、家を焼く。もう二度と赤い雪をふらせてはいけない」
と、戦争の悲惨さや、次世代に語りつぐことの大切さを語られました。

児童文学作家漆原さん 漆原智良さん
児童文学作家。

戦争の真実を語り継ぐ
―今しか聞けない体験者の加害証言と反省
10:30~17:00 5F第4講習室 
演者:熊谷伸一郎/小山一郎/坂倉清/高橋哲朗/前田光繁/湯浅謙 
主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会

10:30~12:00 戦時下抵抗の証言/前田光繁さんの体験談

前田さんは戦争で八路軍の捕虜となったが、「捕虜も戦争被害者」と寛大に扱われた。やがて前田さんは八路軍の中に「反戦同盟」を組織して反戦宣伝活動を行い、日本兵に投降を呼びかけた。
この「反戦同盟」が、敗戦後の日本人難民帰国の際にも大きな力になったことは、あまり知られていない。
 

13:00~14:00ビデオ上映 証言:私の加害体験 5月13日の三鷹9条の会での金子さんの証言。加害の証言に注目!
 

14:00~15:30  今しか聞けない 体験者から見た戦場での真実

中国帰還者連盟の方々による加害証言のリレートーク。証言者は高橋哲朗さん、小山一郎さん、坂倉清さん、湯浅謙さん。

【反省の声】軍医だった湯浅謙さんは山西省の潞安陸軍病院での生体解剖を。坂倉清さんは中国人を拷問した体験、小山一郎さんは2回にわたって約1万人を強制連行した体験を語った。1ヶ月の行動に4日分の食料しか携行させず、後はすべて現地調達で民家から略奪したという。
高橋哲郎さんは、1発も銃を発射せず、1人も殺さないまま戦犯にされた。当時の軍や社会状況を証言していただいた。
 

16:00~17:00  証言のビデオ上映 戦場での加害体験を証言している鈴木さんは、外出困難な中、証言していただきました。
 

戦争体験者が
9条改悪反対を訴える
13:45~16:30 4F第1特別講習室 演者:松浦喜一(元特攻隊員)/古川路明(名古屋大学教授)/木下安子(元新潟青陵大学学長)
主催:戦争を許さない市民の会


地震が
柏崎刈羽原発にもたらしたもの
14:30~16:00 5F第1講習室 演者:山崎久隆 主催:自然と人間社

山崎氏は、7月の中越沖地震で深刻な被害を受けた柏崎刈羽原発事故を検証しました。公表されている写真からも主要部分の変形が見られました。新規に立て直すほどの手入れが必要で、廃炉しか道はないと。山崎氏の話に、超満員の参加者は運転再開を許してはならないと誓った。

たんぽぽ舎のスライド

山崎久隆さん
脱原発と環境破壊のない世界をめざすNPO「たんぽぽ舎」の一員。
>たんぽぽ舎のサイトへ


日本兵に反戦を訴えた
長谷川テルを知っていますか?
12:30~14:30 5F第4講習室 演者:坂井尚美/西村寿美子/長谷川暁子 主催:9条連近畿

テルを初めて知る人も多く、反戦を貫いたテルの生き方と、暁子さんの真摯な取り組みに胸を打たれました。
 
長谷川暁子さん
長谷川暁子さん長谷川テルの遺児。抗日教育の中、「鬼の日本人の子」と呼ばれて育ちながらも、中国を愛し、日本を恋しく想うまでの生い立ちを話されました。
『長谷川テル』を坂井弁護士と共著で書かれました。
坂井尚美さん
坂井尚美さん弁護士・9条連近畿世話人。「テルを支えた平和思想」について、学ばなければならないことを説明されました。
西村寿美子さん
西村寿美子さんテルの研究を続けてきた、故・澤田和子さん(9条連・近畿)の情熱と、今だからこそ伝えたいテルの生き方を再認識し、その遺志を引き継いでいこうと語りました。

「日の丸・君が代」の
強制者を許すな!
10:40~17:50 4F第2特別講習室  主催:「日の丸・君が代」強制者を告訴・告発する会
 

10:40~12:20「日の丸・君が代」強制の実態と反対の闘い2003年秋に始まった東京の「日の丸・君が代」強制の実態と闘いの経過をスライドショーで紹介。

停職3ヵ月の処分を受けた河原井純子さんの、
闘いは苦しいけれど、『頑張らない、諦めない、楽しみたい、繋がりたい』」
という力強い主張に皆が共感しました。

日の丸・君が代1 12:30~14:10都知事石原らを告訴・告発「日の丸・君が代」の強制者・石原らを告訴・告発する運動の経過をスライドショーで紹介。
14:20~16:00東京の教育は今 ~寸劇とトーク~東京の教育破壊はここ3年で一段と進んでいます。
その実態を寸劇(オムニバス)で明らかにし、現場教員の声を届けます。
 
16:10~17:50「日の丸・君が代」「愛国心」
強制の根本を問う
ビデオ「戦争案内」上映

「日の丸・君が代」「愛国心」の強制が、なぜこれほどまでに執拗に行われるのか。日本グローバル企業の「海外進出」の実態から考えます。


>>ビデオ『戦争案内』の解説へ
入口

DV、性教育バッシング、戦時性暴力は
どうつながっているか
13:30~16:00 6F小会議室 演者:草柳和之 主催:メンタルサービスセンター

DV(ドメスティック・バイオレンス)、性教育バッシング、戦時性暴力の三者は、全く別々に見えて根底では緊密につながっています。
DVは最も身近な人権侵害であり、私たちの中にある無自覚の性差別や様々な認識の歪みが、DV加害を応援し、被害者を苦しめています。また、近年全国に広がっている性教育バッシングは目を覆うものがあります。その典型例が東京都による養護学校で実施していた性教育に対する不当な介入で、その裁判も継続中です。
DV防止法に反対する人々と、性教育バッシングをする人々は重なっています。性教育バッシングは戦争をできる国にする上でどのように必要とされており、元従軍慰安婦問題などの戦時性暴力とどのような関係があるか、軍隊組織とDVとはどのようにつながるのかを考えます。

 

草柳和之さん メンタルサービスセンター代表。カウンセラー、元早稲田大学講師。